はじめまして。心のリセットサロン・カウンセラーの小川ともです。
このプロフィールページを訪れてくださり、ありがとうございます。
きっと今、このページを開いてくださったあなたも、「私、このままでいいのかな?」と、どこかで感じているのではないでしょうか。
私も、かつてはそうでした。
子育て、家事、仕事に追われる毎日。HSPの私は、人一倍気を使い、頑張りすぎてしまうことが当たり前でした。
でも、気づけば「私って、どこにいるの?」と、自分を見失っていました。
ここでは、そんな私がどうやって「自分を責める生き方」から抜け出し、HSPの繊細さを活かして生きられるようになったのかをお話しします。
空気を読みすぎて、息苦しかった幼少期
私は幼い頃から、周囲の空気を読むことが当たり前でした。些細な表情の変化や言葉のニュアンスにも敏感で、家族の機嫌を察することが習慣になっていました。
「自分が我慢すれば丸く収まる」と信じて生きてきたように思います。
父に自分の気持ちを伝えることはできず、欲しいものがあっても言えない。何かを言えば、相手を困らせたり、気を遣わせたりしてしまうのではないかと考えてしまい、言葉を飲み込むことが多かったのです。
親の期待に応えることが「自分の役割」だったので、勉強や運動に励むことで安心していました。
しかし、17歳で母を亡くしたとき、「もっと何かできたのではないか」という後悔がずっと胸に残りました。
母の存在が大きかった分、その喪失は私の心に大きな穴をあけました。
母がいなくなってからは、父との距離がこれまで以上に遠く感じるようになり、思うように話せないもどかしさや孤独を抱えるようになりました。
その悩みが積み重なり、ストレスから体調を崩すことも増えていきました。感情を表に出せないまま、心の中に抱え込むことが多かったせいか、気づけば疲れやすくなり、少しの変化にも過敏に反応してしまうことも…。
けれど、私は決して父のことが嫌いだったわけではありません。むしろ、父のことは大好きでした。
悩んでいたのは、「どう伝えたら誤解されないだろう」「どう話したら相手を嫌な気持ちにさせないだろう」 と考えすぎて、なかなか行動できない自分自身だったのです。
それでも、姉や親友がいたことで少しずつ気持ちを整理し、大学進学とともに実家を出ました。
頑張るほどに、自分をすり減らした社会人生活
私のついた職業は、ある程度 個人の裁量が重視される 仕事でした。マイペースに進められる環境はありがたかったものの、転勤が多く、引っ越しなどの環境の変化にはなかなか順応できませんでした。
「頑張れば認められる」「人の期待に応えたい」 そんな思いで仕事に打ち込み、評価も得られました。しかし、それに比例するように 自分一人の裁量では済まない業務 が増え、気づけば負担が重くなっていました。
上司と後輩の板挟み。
些細なフィードバックや要望を深く受け止めすぎてしまう癖。
「あの人の意図を汲めているだろうか」
「私の対応で、誰かを嫌な気持ちにさせていないだろうか」
と必要以上に考えすぎてしまう。思考が巡り、気持ちの切り替えができなくなっていました。
「もっと頑張らなきゃ」「私が迷惑をかけているんじゃないか?』そんな不安が頭から離れず、心も体もすり減っていくばかり。
そんな中、結婚、そして妊娠という大きな転機を迎えました。
母になったのに「私って、どこにいるの?」と迷い続けた
33歳で結婚し、ありがたいことに子どもを授かりました。
赤ちゃんができたとき、私は「この子を大切に育てたい」と純粋に思い、仕事を辞めて育児に専念することを決意しました。
もともと慎重な性格だった私は、育休を取って様子を見るという選択肢もありましたが、「職場に迷惑をかけたくない」という思いが強く、退職を選びました。
「母親になるのだから、これが最良の選択」
そう信じて、出産に臨みました。
しかし、その決断を出産直後に後悔することになるとは、思いもしませんでした。
涙が止まらない。「怖い」しかない。
赤ちゃんと帰宅した途端、涙が止まらなくなりました。幸せなはずなのに、胸の奥には言葉にできない不安と恐怖が広がっていました。
昼も夜も関係なく、1〜2時間ごとに赤ちゃんは泣く。
授乳、オムツ替え、寝かしつけ…永遠に続くかのような育児のループ。
「この子をちゃんと育てられているのだろうか?」
「こんな私が母親で大丈夫なの?」
答えのない問いが、眠れない頭の中をぐるぐると巡る。
夜、わずかに眠ることができても、朝が来るのが怖かった。
「ああ、今日もまた赤ちゃんとふたりきりの一日が始まる…」
そんな思いが、私の心を静かに追い詰めていきました。
「外に出るのも怖い」——自分が消えていく感
外出しようとしても、鏡に映るのはボサボサの髪、寝不足で腫れぼったい目の自分。
出かける準備をしている間に赤ちゃんが泣き出し、またオムツ替え、授乳…
気づけば1時間が経ち、「もういいや」と外出そのものを諦めてしまう。
そんな日が続き、次第に私は家に閉じこもるようになりました。
保健師さんが訪問してくれたとき、「産後うつの傾向があるから、一度病院に行ってみませんか?」と言われました。
でも、「病院に行くのも面倒だし、私はまだ大丈夫」と自分に言い聞かせました。
本当は、誰かに助けてほしかったのかもしれない。
でも、夫は仕事で忙しく、疲れて帰ってくる彼にこれ以上負担をかけたくない。
「ちゃんとした妻、母親でいたい」という気持ちが、誰かに頼ることを許してくれませんでした。
「私って、どこに行ってしまったんだろう?」
かつての私は、旅行が好きで、ピアノや陶芸を楽しみ、カフェでの読書が至福の時間だった。
でも、今の私は、赤ちゃんのお世話に追われるだけの毎日。
母親である前に「私」という存在が、どこにもいなくなった気がしていました。
ほんの少しだけ、踏み出してみた
そんなとき、近くの児童館の職員さんが「お母さん同士で話せる会があるので、よかったら参加しませんか?」と電話をくれました。
児童館には何度か行ったことがあったけれど、赤ちゃんも私も馴染めず、それ以来足が遠のいていました。
「赤ちゃんを預かってくれる時間もありますよ。」
「この子を親以外に抱っこさせたことがないけど…」
不安はあったけれど、思い切って参加してみることにしました。
会の間中、私はずっと我が子の泣き声が聞こえる気がして、落ち着かなかった。
でも、他のママたちと話しているうちに、久しぶりに「自分の声」を発した気がしました。
1時間後、児童館の職員さんに抱っこされていた我が子と再会。
そのとき、心の奥で何かがふっとほどけるような感覚がありました。
そこにいたママたちは、仕事をしている人もいれば、専業主婦の人も、シングルマザーの人もいた。
私と同じように、『自分を責めてしまう』ママもいた。それを知った瞬間、胸がじんわりと温かくなりました。
「自分だけじゃなかったんだ」と知ったことで、私の中で張りつめていた糸が少し緩んだ気がしました。でも、だからといって、すぐに楽になれたわけではありませんでした。心が少し軽くなったとはいえ、家に帰れば、相変わらず子どもと向き合う毎日が待っていたから。
「本当の自分」を取り戻すために
児童館での時間を境に、私は少しずつ気持ちが軽くなりました。
「私だけがつらいんじゃない」
「この気持ちを分かち合える人がいる」
そう思えたことで、張りつめていた心がほんの少し緩んだのは確かにあったけれど、それでも根本的な苦しさは消えませんでした。
子どもに全神経を集中させる毎日。
愛おしくてたまらない存在なのに、時折、心が置いていかれるような感覚が消えませんでした。
「私は母親として、この子のために生きていく。でも、それだけでいいの?」
「私は、私として生きていいんだ」そう気づいたはずなのに、どうしたら「私らしく生きる」ことができるのかが分からない。
漠然としたモヤモヤが、また私を飲み込んでいきました。
ひとりの時間がほしい。でも…
私は考えました。
「本当の自分を取り戻すには、まずひとりの時間が必要だ」
たったひとりで、何かに追われることなく、心を整理する時間。
でも、それを得るためには、子どもを預けなければならない。
預けるためには、仕事をしなければならない。
その考えがよぎった矢先に、二人目の妊娠が判明しました。喜びの半面、不安も感じてしまいました。
「また私は、自分の時間を持てないのかもしれない…」
しかし、
「この子が生まれる頃には、長男は幼稚園に入るタイミングだ」
「今のうちに、できることをやっておこう」
そう決意し、ふたりめの出産を迎えるまでの間に、Web制作やライティングの通信講座を受講し始めました。でも、そうして動き出したはずなのに、「私らしさ」を取り戻す感覚にはまだ遠いままでした。
「私」という存在を取り戻せたはずなのに…
二人目の出産は、最初のときとは違い、少し余裕がありました。
そして1年後、ようやく保育園に子どもを預け、定期的にひとりの時間を確保できるようになりました。
世界が違って見えました。
子どもが不要だったわけではなく、ただ、母親でも妻でもない「私」がそこにいる気がしました。
久しぶりに、ひとりでカフェに入る。
久しぶりに、自分の好きな音楽を聴く。
久しぶりに、静かな時間を味わう。
「ああ、これが私だった」
でも、それでも何かが足りない気がしました。
いざ仕事を始めると、今度は「育児・家事・仕事」のバランスに追われ、またキャパオーバーに。
ようやくひとりの時間を持てるようになったのに、その見返りのように、新しいタスクが次々と積み重なっていく。
気づけば、また「私は十分にできていない」と自分を責めていました。
四柱推命と心理学との出会いが人生を変えた
そんなとき、私は 「四柱推命」と「心理学」 に出会いました。
四柱推命は占い関連の仕事を通じて知り、興味本位で鑑定を受けてみました。すると、自分の特性や運気、考え方の癖が驚くほど腑に落ち、「私はこういう気質だから、こう感じていたんだ」 と納得することができたのです。
同時に、HSPに関する心理学の本やセミナーにも触れるようになり、「私が感じていた生きづらさは、私だけの問題ではなく、HSPという特性が影響していたのかもしれない」 と気づき始めました。
自分を責めるのを、やめられるようになった
それまで私は、すべてを「自分の問題」として捉えていました。
「もっと要領よくできれば…」
「私の努力が足りないから…」
そうやって、無意識のうちに自分を責めていたのです。
でも、四柱推命を学ぶことで「生まれ持った性質」を知り、心理学を学ぶことで「繊細な自分の扱い方」を知ることができました。
自分の感じ方が間違っているんじゃないかと思っていた自分が、心理学を学ぶうちに、少しずつ考え方が変わっていったのです。
「私はダメなんじゃなくて、こういう気質だからこう感じるんだ」
これまで「落ち込みやすいのは私の性格のせい」「いつまでも気にするのは私が未熟だから」と思っていました。
でも、四柱推命で「もともと深く考える性質がある」と知り、HSPの心理学を通して「刺激に敏感な脳の仕組み」だと分かったことで、「私はダメなんじゃなくて、こういう気質だからこう感じるんだ」 と、冷静に受け止められるようになりました。
「気にしすぎるのは、物事を深く考える力があるから」
些細なことが気になり、考えすぎて疲れてしまう自分を「もっと鈍感になれたら楽なのに」と責めていました。
でも、心理学でHSPの特性を学ぶうちに、「私は人よりも多くの情報を受け取って、自然と深く考えてしまう気質なんだ」 ということが分かりました。
これまで「気にしすぎ」と思っていたことは、実は「ひとつのことをじっくりと考える力」でもある。
「私はどうしてこんなに考えすぎてしまうんだろう?」
そう悩んでいたのに、「これは私の思考のクセなんだ」と理解しただけで、気持ちがふっと軽くなった のです。
「人と同じペースじゃなくていい」
周りと比べて「もっとテキパキ動けるようにならなきゃ」と焦ることが多かった私。
でも、四柱推命を学ぶうちに、「私はこういうリズムで動くほうが合っている」と分かり、「私は私のペースで生きていいんだ」 と思えるようになりました。
すると、今まで「頑張らなきゃ」と思っていたことに、少しずつ余裕が生まれました。
「ひとりの時間を大切にすること」を自分に許せるように
HSPの特性を知ったことで、「人と関わるのが好きでも、ひとりの時間が必要なのは当たり前」と理解できました。
以前は「母親なのに、自分の時間がほしいなんてわがままなのでは?」と思っていたけれど、「むしろ、ひとりの時間をしっかりとることで、子どもにも優しくなれる」と思えるようになり、罪悪感なく、自分のための時間を作れるようになりました。
こうして、四柱推命と心理学を通じて、私は「自分はこういう人間なんだ」と受け入れられるようになったのです。
「もっとこうならなきゃ」ではなく、「私はこうだから、こう生きよう」
そう思えるようになったことで、心がスッと軽くなりました。
そして、同じように「HSPの繊細さに悩み、自分を責めてしまうママたち」に、私が学んできたことを伝えたいと思うようになったのです。
「繊細な心」を強みに変えるために
私は四柱推命の学びを深め、周りの人を鑑定するようになりました。
すると、「鑑定を機に前向きになれた」という人が増えていきました。
「心がリセットできました」
「納得できました」
「また明日から頑張れそうです」
そんな言葉を聞くたびに、私は心から嬉しくなりました。
そして、あるとき気づいたのです。
「私は、かつての私のように苦しんでいるHSPママを助けたい」
HSPの女性は、
✔ 空気を読みすぎて、無意識に周囲を優先してしまう
✔ 完璧にこなそうとするあまり、自分を責めてしまう
✔ ひとりの時間が欲しいのに、誰にも頼れず苦しくなる
そんな生きづらさを抱えています。
だからこそ、「自分の本来の性質を知ること」が必要なのです。
「HSPは、感受性が豊かだからこそ、人の気持ちに寄り添う力を持っている。その特性を知ることで、『自分を責めるのではなく、強みに変える』ことができる。
「敏感な心を強みに変える3ステップ」を通じて、もっと楽に、もっと自分を好きになれるお手伝いがしたい。
<HSPママが「心をリセット」して楽になる3ステップ>
✅ 【知る】 自分と家族の本来の性質を理解する
✅ 【整える】 心の負担を減らし、自分の特性に合ったリズムをつくる
✅ 【活かす】 自分らしい選択を重ね、繊細さを“強み”に変える
私のセラピーを通じて、一人でも多くのHSPママが『こんなに生きやすくなるんだ!』と実感し、自分の人生を取り戻せるような未来を目指しています。
こうして私は、HSPママのための“心のリセット”セラピーを始めることになりました。
オンラインセッションや個別相談を通じて、私がかつてそうだったように、自分を責めて苦しんでいるHSPママたちに、もっと楽になってほしい。その想いを胸に、一人ひとりに寄り添ったセッションを行っています。
✔ 子育て、家事、仕事に追われているHSPママへ
✔ 自分を責めてしまう癖を手放したいあなたへ
✔ 「もっと楽に」「もっと自分を好きになれる」方法を知りたいあなたへ
あなたも、まずは知ることから始めてみませんか?私と一緒に、心をリセットする一歩を踏み出しましょう。